欧風パンとは

 永年の伝統文化を誇るヨーロッパ。その各地には、そこに住む人々の食生活を主食として
支えてきたおいしい食事パンがあります。


20世紀に、フランスの食生活を象徴する
パンに育ったバゲット型フランスパン
寒冷な気候で栽培できるライ麦を主原料
にしたライブレッド
ドイツ皇帝の称号を冠したドイツの代表的ブロッツェン、カイザーゼンメル
農民の主食として地域に根付き、その厳しい労働を支えてきたパン・ド・カンパーニュ
オーストリアで、戦勝を記念して生まれたクロワッサン、など。

ヨーロッパでいう「パン」
 ヨーロッパでは通常、パン(Pain、Brot、Brotchen 等)と称されるのは食事パンのこと
です。 一般的に砂糖や油脂は使用しないものがほとんどで、まさに日本のご飯に相当する主食
です。 日本でいう菓子パン類は、イーストで発酵させたものでもヨーロッパでは菓子に分類されます。

 気候が比較的温暖な地域では小麦が、寒冷地ではライ麦が主に収穫されるため、 南部では
小麦粉主体のパンが、北部ではライ麦粉主体のパンが発達しました。 これがそれぞれの地域の食文化にも発展しています。

 いずれも適度に熟成させた生地を、蒸気を使用して窯床で時間をかけて直焼する
パンが多いので、 パンの中心部まで良く火が通っており、食事パン本来のおいしさが
味わえます。